
PEC工法
PEC method 打放しコンクリート化粧補修


Perfect Energineering Control
コンクリートを美しく、自然に、鮮やかに補修
PEC工法の正式名称は、
「Perfect Engineering Control工法」です。
「PEC工法」は、この頭文字の3文字を取って名付けられました。これまで、ハクビは打放しコンクリートの意匠性、耐久性の向上を目指して、様々な工法を開発してきました。その中で、確立されたのがこの「PEC工法」です。
PEC工法は、新築時の施工技術、修整や再生に関する技術、応用・関連仕上げに関する技術とフィールドを分け、それぞれのフィールドにおいて卓越した専門性を発揮しております。そのため、修整箇所や補修内容に応じた、適切な施工が可能なのです。



PEC工法の特長
打ち放しコンクリート表面の様々な問題はPEC工法が解決いたします。

日々、風雨や紫外線を直接浴びている打放しコンクリートは、剥離や亀裂、ひび割れ、自華現象など、様々な問題が発生します。
そんな問題を解決するのが、ハクビのPEC工法です。
打放しコンクリートならではの美しさが損なわれても
“美しく、自然に、鮮やかに”コンクリートを修整できます。
このPEC工法の特徴をご紹介いたします
剥離が起きにくい衝撃の強さ
1
特殊配合修正モルタルは躯体とがっちり一体化し衝撃に強い
優れた弾性曲げ強度・圧縮強度
2
使用す材料自体が、高い弾性曲げ強度や圧縮強度を持っている
PEC工法。そのため、修整した箇所は損傷・劣化する前と比較すると、より優れた強度を持つことになるので、耐久性の向上にもつながる
修整による生地の復元が可能
3
全面修整、及びジャンカー、 コールドジョイント、ピンホール等の部分修整による生地復元は完璧に仕上がります。

幅広い素材に模様を造成可能
4
PEC工法は、コンクリートやALC板、石材、タイルなどの幅広い素材に、コンクリート模様や石材模様、タイル模様などを造成・復元することが可能です。

劣化した躯体や復元が可能
5
コンクリート構造物は、中性化や塩害、凍害、経年など様々な理由で劣化します。
PEC工法は、そんなコンクリートの多種多様な劣化にも対応。コンクリートの躯体や下地の改修・復元も可能です。
本実による木目の造成が可能
6
本実による板目、 杢目、 柾目など特殊技術による造成が可能です。


PEC工法の塗材
独創技術で打放しコンクリート生地修整の常識が変わります。
数多くの優れた特徴を持つ塗材で、
コンクリートを美しく仕上げます
H-BXは、「PEC工法」で使用される塗材で、様々な優れた特徴を持っています。
コンクリート構造物の表面から内部まで、美しく自然に修整いたします。

H-BXとは
PEC工法のの下地調整から持ちいられる
コンクリート修整において重要な塗材です
H-BXの一般名称は、「樹脂エマルジョン系塗材」です。
主にコンクリート構造物の補修材として使用され、刷毛やローラー、吹付けによる施工が可能です。PEC工法において重ね塗りも可能なので、部分補修にも最適です。下地や生地の調整に用いられ、打放しコンクリートを美しく仕上げます。

H-BX(使用材料製品説明)
製品概要
1)一般名称 樹脂エマルジョン
2)商品名 H-BX
3)材料 樹脂エマルジョン
4)用途 コンクリート構造物
5)施工 刷毛、ローラー、吹付け
製品の特長
1)耐摩耗性・耐久性・対候性に優れ、機能と美装性を長期間維持
2)コンクリート下地に強力に接着、一体化し剥離を防止する
3)衝撃性に強い
4)耐薬品性、耐水性がある
5)塗り重ねができるため、損傷部のみの部分補修ができる
6)優れた防錆効果がある
7)コンクリート面の中和化を防止保護する
8)水性塗材のため、悪臭毒性がなく、安全な作業環境で施工できる
H-BXの特長
美装性を維持できる
H-BXは、耐摩耗性・耐久性・耐候性に優れています。また、接着力が強く、コンクリートの躯体とも一体化します。
衝撃に強く、剥離が起きにくいのも特徴の一つです。ひび割れや亀裂が生じにくいため、美装性を長時間維持できます。
劣化を防ぐことが出来る
耐薬品性・耐水性の高さも、H-BXは備えております。そのため、コンクリートの劣化につながる、錆や中性化を防ぐ効果が期待できます。H-BXは重ね塗りができるので、よく劣化する部分のみの補修も可能です。
環境にも人にも優しい
H-BXは水性塗材で悪臭や毒性もないため、安全な作業環境で施工できます。さらに、難燃性が優れているので、運搬や保管の際も安全です。


PEC工法のフローチャート

修整内容ごとに最適かつ効率的な方法で
コンクリートを補修・補強しております
損傷や劣化の原因を把握してから、PEC工法での修整に入ります。
PEC工法は、修整箇所や補修内容によって、どのように補修・補強を進めるかが異なります。
PEC工法の修整フローチャートをご紹介いたします。



PEC工法の施工事例
ジャンカ部分補修



美装仕上











